麻酔科
科の紹介
麻酔科は手術室における麻酔および全身管理、安全管理を主業務としています。
麻酔法は、気管内挿管による声門部の損傷を避ける器具をできる限り使用したり、術後の疼痛緩和のための硬膜外麻酔の併用等をおこなって、安全で質の高い麻酔管理を心がけております。
ペインクリニック科ではすべての痛みを対象として治療を行っています。
明らかな原因疾患による痛みは担当科での治療により痛みが取れることも多いですが、慢性的な痛み(3か月以上に渡り持続する痛み、時間経過により治らない痛み)は一般的な鎮痛薬では治療が困難なことがあり、そのような時にペインクリンック科を受診していただければ、薬物治療や神経ブロック治療などにより痛みを軽減することができます。
また原因不明の痛みも多くみられるため、的確な治療法を選択して治療を行うことが重要です。
当科の特徴としては、薬物療法や神経ブロック療法に加え、漢方薬を併用することにより治療効果を上げています。
特に、冷えや気分の状態により痛みが増強するような痛みの場合に、漢方薬が著効することがあります。年齢を重ねると色々な痛みが生じて日常生活にも不自由することもありますが、少しでも元の生活に戻れるよう、お手伝いをさせていただきます。
対象疾患
◎ 腰痛、ぎっくり腰、背部痛、肩、腕、足の痛み
椎間板ヘルニア、脊椎症、椎間関節症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症による圧迫骨折、頚肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性膝関節症、変形性股関節症、肋間神経痛、四肢の末梢循環障害、坐骨神経痛、会陰部痛、尾骨神経痛、幻肢痛、カウザルギー、反射性交感神経性委縮症などで、飲み薬や湿布だけではよくならない場合に神経ブロック治療が効果的な例がたくさんあります
◎ 帯状疱疹の治療
抗ウィルス薬を使用するのに加えて、特に痛みが強い患者さんに痛みを和らげる治療を行います。帯状疱疹といわれて痛みが強いときはなるべく早く当科を受診して痛みの治療を受けてください。ほおっておくと神経痛が残る場合があります
◎ 顔の神経痛
三叉神経痛、非定形顔面痛では、ひどいとご飯も食べられず話をすることもできません。なるべくはやく痛みを軽くして日常生活に支障がないようにします。
◎けがや手術後の傷がいつまでも痛い場合
医師紹介
栃内秀彦 (とちない ひでひこ) |
理事長・院長 | ||||
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盛 直久 (もり なおひさ) |
副院長、診療部長、麻酔科長 |
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大河 晴生 (おおかわ はるお) |
副院長、麻酔科医長、診療技術部長、医療社会事業部長(地域医療福祉連携室長) |
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診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | 栃内秀彦 | 休診 | 栃内秀彦 | 休診 | 栃内秀彦 | 休診 |
午後 | 休診 | 休診 | 休診 | 休診 | 休診 | 休診 |