病院長挨拶
信頼され愛される病院であること
栃内第二病院は、リハビリテーション医療を専門とした医療施設です。
私の父・栃内巌が昭和33年(1958)に栃内整形外科医院を開業してから60余年になりますが、当院がめざす医療のあり方は、現在に至るまで一貫しています。
それは、地域の方々に信頼され、愛される病院であること。「患者さんのことを常に一番に考え、常にやさしく接するように」という先代の教えは、現在、私がスタッフを指導するときのことばとなっています。
私が専門とする麻酔科は、すべての医療に関わってくる分野で、これまで数え切れないほど多くの臨床に立ち会ってきました。
そこで実感するのは、患者さんの痛みや苦しみを和らげるためには、専門的な医療知識と経験、そして患者さんを思いやる心が不可欠だということです。
ありがたいことに、当院はそうした心をもつスタッフに恵まれています。専門学校を卒業してすぐに入ってきた看護師から、キャリア30年以上のリハビリ専門スタッフまで、それぞれの立場で、患者さんにとっての
理想的な医療や支援のあり方を考え、日々実践にあたっています。
平成27年(2015)12月、回復期リハビリテーション病棟を中心とした新病院が完成しました。最新設備の整った環境のなかで、私たちはさらに充実した医療をめざして、また地域医療の要として、さまざまなアプローチに取り組んでいきます。どうぞ安心して当院をご利用ください。
院長 栃内 秀彦